毎晩、ぐっすり眠りたいあなたへ。お風呂が整える“神経のスイッチ”
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スマホ社会が乱す、自律神経のバランス
現代の私たちは、一日中スマホやパソコンの画面と向き合っています。
その結果、常に情報にさらされ、脳も体も“ONモード”のまま。
これは「交感神経」が優位な状態が続いているということ。
本来、交感神経と副交感神経はバランスよく働くことで、私たちの体のリズム=自律神経のリズムが整います。

自律神経って何のためにあるの?
自律神経には2つのモードがあります。
・交感神経(活動モード)
→ 日中や緊張状態、仕事中などに優位になり、心拍数や血圧を上げ、体を“戦う・働く”モードに。
・副交感神経(休息モード)
→ 夜やリラックス時に働き、体温や心拍数を下げてリカバリーさせるモード。
本来はこの2つが交互に切り替わることで、心も体もスムーズに働いてくれるのですが、現代は交感神経ばかりが優位になりやすく、リラックスする時間が不足しがちなんです。

入浴は“副交感神経スイッチ”の入り口
一日の終わりに湯船に浸かること。
これは、自律神経を整えるとてもシンプルで効果的な方法です。
お湯にゆっくり浸かることで、体温がじんわりと上がり、血流が良くなります。
その刺激が“副交感神経スイッチ”を入れるきっかけとなり、緊張がゆるみ、心も体もリラックスモードへ。

温浴で眠りの質が変わる理由
副交感神経が優位になると、呼吸が深くなり、脳や筋肉が自然とおやすみモードに。
お風呂で体が温まった後、体温がゆるやかに下がっていくタイミングが、眠気を誘います。だからこそ、入浴後90分くらいでの就寝がベストとされているのです。

温浴は“自律神経のリズムづくり”にも
毎日決まった時間にお風呂に入り、体を温めることは、自律神経の1日のリズムを作るうえでもとても大切。
「朝は交感神経、夜は副交感神経」という自然な切り替えができるようになると、
・朝の目覚めがスッキリ
・夜は自然と眠くなる
といった、本来の体のリズムが戻ってきます。

温めることは、整えること
自律神経の乱れは、眠りの質、疲労感、心の安定にまで影響します。
でも、特別なことをしなくても、お風呂に浸かるという昔ながらの習慣で整えることができるんです。
「最近、なんとなく疲れがとれない」「眠りが浅いかも」と感じたら、
まずは一日一回、湯船にゆっくり浸かって、自律神経をやさしくリセットしてみませんか?